第4節 過去は変えられる
~同じ思い出なのに、なぜ
見え方が変わるのでしょうか?~
著書『この世界のたった一つの答え
~愛を知る旅への呼吸法~』
第4節「過去は変えられる」
についての解説
あなたには
今でも思い出したくない出来事がありますか。
思い出すだけで苦しくなること
悔しさが込み上げること
できれば無かったことにしたい経験
誰にでも一つや二つはあるかもしれません。
けれど不思議なことがあります。
同じ出来事なのに
数年後に振り返ると
まったく違う意味を持つことがあるのです。
あの時は最悪だと思った出来事が
人生の転機だったと気づくことがあります。
苦しみしかなかった経験が
今の自分を支えてくれていたと
分かることもあります。
出来事は変わっていません。
変わったのは
その出来事を見つめる自分自身です。
本書でお伝えしている
「過去は変えられる」とは
単に前向きに解釈
することではありません。
私たちは過去の出来事を
記憶というフィルターを通して見ています。
その過去の記憶に結びついていた
感情や意味が変わることで
同じ出来事であっても
受け取り方が変わります。
すると過去に対する感覚が変わり
現在の見え方も変わり始めます。
私はセッションの中で
何度もその瞬間に立ち会ってきました。
ずっと許せなかった出来事が
感謝へ変わる
苦しみの記憶が
温かな思い出へ変わる
すると不思議なことに
過去だけでなく
現在の人間関係や未来への
見え方まで変わり始めます。
過去というものは固定されたものではなく
記憶とともに姿を変えていくものなのです。
第4節「過去は変えられる」は
そんな記憶の不思議な
働きについて考える章です。
あなたを苦しめているのは
本当に過去でしょうか。
それとも
その過去に結びついている感情なのでしょうか。
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