ー兆しの光ー

暗がりの奥で
そっと息づいていた気配が、
今日、ひとつの光へと姿を変えた。

まだ小さくて、
触れれば消えてしまいそうで、
それでも確かに
未来を照らしはじめている。

急がなくていい。
時が来れば、
この光は自然と
必要な人の手元へ届いていく。

その兆しが、
静かに世界を満たしはじめている。